なぜ90分サイクルなのか
人間の睡眠は「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」を約90分ごとに繰り返します。このサイクルの切れ目=レム睡眠のタイミングに目を覚ますと、脳がすでに「起きる準備」をしているため、驚くほどスッキリ目覚められます。
深い眠り(ノンレム睡眠)の最中に無理やり起こされると、「睡眠慣性」という強い眠気が2〜4時間続きます。これが「たくさん寝たのに眠い」の正体です。
入眠
深い眠り
レム
深い眠り
レム
深い眠り
レム
軽い眠り
起床↑
↑ 上のレム睡眠のタイミング(サイクルの切れ目)で起きると目覚めが良い。ただし個人差があります。
スッキリ起きるための7つのコツ
計算された時間に寝るだけでなく、以下の習慣で目覚めの質がさらに上がります。
☀️
朝に日光を浴びる
体内時計のリセット。起床後15分以内に外の光を浴びると夜の入眠が速くなる。
📱
就寝1時間前にスマホを置く
ブルーライトがメラトニン(眠りを誘うホルモン)の分泌を妨げる。
🌡️
寝室を涼しくする
理想の睡眠温度は18〜20℃。体温が下がると眠気が来る。
☕
カフェインは午後2時まで
コーヒーの覚醒作用は5〜6時間続く。夕方以降のカフェインが睡眠の質を下げる。
🛁
就寝90分前に入浴
入浴で体温を上げ、下がるタイミング(90分後)に眠ると深い眠りに入りやすい。
⏰
週末も同じ時間に起きる
「社会的時差ぼけ」を防ぐ。週末の寝溜めは2時間以内に留めることが大切。
💤
昼寝は20分以内に
「パワーナップ」は集中力を回復させるが、30分以上寝ると深い眠りに入り夜の睡眠を妨げる。飲み物(コーヒー)を飲んでから横になると20分後に目が覚めやすい。
よくある質問
8時間寝たのになぜ眠いのですか?
睡眠時間より「何時に起きるか」の方が重要です。深い眠り(ノンレム睡眠)の途中で目覚めると、たっぷり寝ても「睡眠慣性」という強い眠気が続きます。90分サイクルの切れ目で起きることで解消されます。
90分サイクルは正確ですか?
実際には個人差があり、80〜120分の範囲でバラつきます。ただし目安として非常に有効で、多くの人が90分計算で劇的に目覚めが改善されたと報告しています。
子供の睡眠サイクルは違いますか?
はい。乳幼児は50〜60分サイクル、小学生は80分前後です。大人と同じ90分になるのは10代後半以降が目安です。
アラームを2つセットするとどうなりますか?
スヌーズ機能は逆効果です。最初のアラームで起きられなかった場合、次の浅い眠り(レム睡眠)に入れず、中途半端な眠りを繰り返して余計に辛くなります。最初のアラームで起きる習慣をつけましょう。